【2/10~3/1】出版労連 第49回出版研究集会 現地+Zoom

第49回出版研究集会

日本出版労働組合連合会(出版労連)は、2月10日(金)から3月1日(水)にかけてのうち6日間の日程で第49回出版研究集会を開催します。

出版産業のこんにち的到達と課題を解き明かそうという出版研究集会の49回目を、
2023年2月10日~3月1日にかけてオンライン併用で開催します。
全体会と5つの分科会で構成。参加費1,000円で、すべての回に参加できます。
出版労連組合員以外の方の参加も大歓迎。ふるってご参加ください。

◎全体会
いま、本を読むこと・つくること――パンデミックと戦争のさなかに
小川公代さん(英文学者、上智大学)
白石正明さん(編集者、医学書院)
2月28日(火)18:30~20:30
文京シビックセンター26F スカイホール(オンライン併用)

本を読むことで、世界の見え方が変わっていく。スペイン風邪に伏せったヴァージニア・ウルフの作品や、カズオ・イシグロの戦争文学などを通じて、現在と過去を往還し、本を読む体験がもたらしてくれる豊かさを、あらためて参加者と分かち合いたい。そして、本をつくることのやりがい、楽しさ、困難を語り合い、共有したい。


◎分科会1
個人情報の利活用だ! さあ、あなたの個人情報をマイナポイントと交換しよう! で
も、それってほんとうに大丈夫?
「共通番号いらないネット」から2名
2月10日(金)18:30~20:00
出版労連会議室(オンライン併用)

国はマイナンバーに様々な個人情報を紐づけるべく、保険証や免許証の機能をマイナカードに持たせるなどの政策を打ち出し、税金を使ったポイント付加と併せてマイナカードの所持数を増やそうとしている。しかしマイナンバーを含む特定個人情報の取り扱いは法律で厳しく規定され、漏洩等に対しては罰則も科せられる。出版界でデジタル化が進むのと同様に、今あらゆる情報のデジタル化が急速に進んでいる。そこで、携帯が必要な保険証や免許証のマイナカード統合を通して、デジタル化とは、そして情報の利活用とは何か、考えてみたい。


◎分科会2
デジタル社会のデモクラシーを求めて――ビッグ・テックとの闘い
内田聖子さん(NPO法人アジア太平洋資料センター[PARC]共同代表)
2月15日(水)18:30~20:00
出版労連会議室(オンライン併用)

本分科会は『世界』(岩波書店)に「デジタル・デモクラシー」を連載されたPARCの内田聖子さんを招いて行う。表現・知識・情報の流通がビッグ・テックに独占され、その集積と分析によって、いまや監視資本主義とでもいうべき状況にある。これに対して世界で民主主義を求める闘いや巨大IT企業に対する労働運動が巻き起こっている。この状況を内田さんに聞き議論する。


◎分科会3
「いいね」で名誉棄損? SNS時代の表現の自由講座
志田陽子さん(憲法学者、武蔵野美術大学)
2月20日(月)18:30~20:00
出版労連会議室(オンライン併用)

SNSはいまや出版活動にとっても必須のツール。気軽に発信できる一方で、紙媒体と同様に、名誉棄損や肖像権・著作権侵害への規制が課され、差別的表現や性表現といった論点がある。誹謗中傷によるネットリンチ、ポリティカル・コレクトネス、炎上やいわゆる「キャンセル・カルチャー」をふくめ、SNSでの表現の自由をめぐる実践的な問題について、憲法学者とともに考える。


◎分科会4
文科省による「拉致問題関連本の充実」要請問題を通して図書館の自由を考える
松井正英さん(日本図書館協会・図書館の自由委員会委員/長野県諏訪清陵高等学
校・附属中学校学校司書)
2月24日(金)18:30~20:00
文京シビックセンター4階会議室B(オンライン併用)

2022年8月、文科省は全国の図書館に対し、12月の北朝鮮人権侵害問題啓発週間での「拉致問題に関する図書等の充実への御協力」を発した。日本図書館協会等は「図書館の自由を脅かす。是認できない」と抗議した。この問題を通じて図書館の自由やあり方、賛否のあるテーマに関する選書のあり方、図書館の自由と出版人の関わり等について、講師とともに考える。


◎分科会5
教育DXは何をもたらすか
児美川孝一郎さん(教育学研究者、法政大学)
3月1日(水)18:30~20:00
出版労連会議室(オンライン併用)

GIGAスクール構想の先にある「教育DX」は、子どもの学びや教師の指導を変え、さらには学校や公教育そのものの転換をもたらそうとしている。その行き着く先は、公教育の「自己責任化」、「市場化」、「統治システム化」ではないだろうか。この国の教育・教科書は、どこへ向かおうとしているのか。私たちが、今、注意しなければならないことは何か。

参加申し込みはPeatixの特設サイトから

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