朝鮮戦争休戦協定から70年の7月27日(木)、有志が「日本政府は朝鮮戦争の終結を妨害するな!7.27官邸前アクション」を実施する。
7月27日。 この日が何の日なのか、日本社会では広く共有されていない。 朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた日であることを知っても、圧倒的に多くの人が他人事と受け取る、それが現在の日本社会だ。 でも、それで良いのか。 日本は朝鮮戦争の兵站基地の役割を担った、「朝鮮特需」で多くの産業が復興のきっかけを得た。 たとえばトヨタ自動車は、朝鮮戦争の特需のおかげで倒産の危機を免れたと、自らの社史に記している。 朝鮮戦争は日本社会に多くの影響を与えた。 しかしその歴史的事実すら、日本社会では広く共有されていない。 問題はそれだけではない。 日本政府は、一貫として朝鮮戦争の終結を望まず、戦争の終結を妨害するような姿勢すらとり続けている。 つまり、日本政府は、冷戦状態・軍事緊張状態の持続を望んでいる。 しかし日本政府のその姿勢についても、日本社会では大きな抗議の声は上がっていない。 日本人である私は、日本政府に抗議する。 この70年に日本政府がとり続けた、軍事緊張の持続を望み続ける姿勢に、抗議する。 そして私たちも、休戦協定からの70年の歴史と、向き合い直さなければならない。 日本社会がなぜ朝鮮戦争を忘却し続けたのか、その理由を突き詰めなければいけない。 休戦協定から70年の日、2023年7月27日、日本の首相官邸前での抗議行動を呼びかける。 ご参集ください。
7月27日(木)18:00~ 首相官邸前