【短信】米スターバックス、組合が結成された店舗を閉鎖

スターバックス(スタバ)労働組合Starbucks Workers United

シアトル系コーヒー大手の米・スターバックスは、シアトルで初めて労働組合が結成された店舗の閉鎖を決定しました。閉鎖されるのはBroadway & Denny店で、同社の本拠地シアトルでは初めて、全米でも4番目に組合が結成された店舗。会社側は、安全上の問題のために閉鎖したと主張していますが、セキュリティの提供を拒否しています。米ニュースサイト「More Perfect Union」のtwitterが伝えました。

スターバックスでは2021年12月に結成された「スターバックス・ワーカーズ・ユナイテッド(SBWU)」が労働者の組織化を進めており、11月17日からは25週100店舗以上でストライキが取り組まれていました。労働者は各地の店舗前で「労働者の権利はコーヒーより大切だ」「会社の労組つぶしは最悪の行為」などと書かれたプラスターを掲げて訴えています(11月19日「赤旗」)。米政府機関「全米労働関係委員会(NLRB)」は過去1年間にスターバックスに対して900件以上の労働法違反を指摘しています。

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