【12/16(金)】国際シンポジウム「日本軍性奴隷制問題解決運動、継承と連帯、そして未来」オンライン

韓国の国会議員らと日本・ドイツ・豪州の複数の団体の共催で、12月16日(金)に国際シンポジウム「日本軍性奴隷制問題解決運動、継承と連帯、そして未来」が開催されます。日本側主催は日本軍「慰安婦」問題解決全国行動希望のたね基金

◯趣旨

 日本軍性奴隷制問題解決運動が30年余りがおこなわれてきたにもかかわらず、日本軍性奴隷制問題は未だ解決していない。

 文在寅政府は2015日韓合意の無効化を宣言したが、尹錫悦政府の発足で2015日韓合意復活の動きが見え始めている。そして2020年5月以降、極右団体は水曜デモの現場でヘイトスピーチを繰り返しており、国内外で平和の碑撤去運動を繰り広げている。

 日本軍性奴隷制問題は、依然として私たちの課題として残っているのである。極右勢力のヘイトと、尹錫悦政府の日韓合意復活の動きの中で、日本軍性奴隷制問題解決運動の世界市民の連帯は未だ有効だ。さらに、未来世代の役割が切実だ。

 そこで、日本軍性奴隷犯罪を初めて世に告発した金学順ハルモニの25周忌、日本で日本軍性奴隷制問題解決のため法廷闘争をおこない人権運動家として闘った宋神道ハルモニの5周忌を迎え、日本軍性奴隷制問題解決のため30年間、街頭で闘ってきた運動家たちの取り組みを知り、これを継承し、世界の市民と連帯すると共に、未来世代の運動の方向性を模索する。

 プログラム

1部 日本軍性奴隷制問題解決運動30年余りの継承と連帯

□ 発題

1. 韓国 : 韓国における日本軍性奴隷制問題解決運動の30年

   金信実(キム・シンシル)

    カトリック正義具現全国連合常任代表、元・韓国挺身隊問題対策協議会共同代表

2. 日本 : 日本における日本軍性奴隷制問題解決運動の30年

   梁澄子(ヤン・チンジャ)

    日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表 

3. ドイツ : ドイツにおける日本軍性奴隷制問題解決運動の30年

   韓静和(ハン・ジョンファ)

    コリア協議会代表

2部 日本軍性奴隷制解決運動、連帯と未来 

1. 韓国 : 韓国の大学生による日本軍性奴隷制問題解決運動の現在と方向性 

     ホ・スギョン 平和ナビネットワーク代表

2. 日本 : 日本の未来世代が見る日本軍性奴隷制問題解決運動 

     坪井佑介 希望のたね基金運営委員 

3. ドイツ : ドイツにおける平和の碑建立運動の経験と現在、そして未来 

      トビアス・シュノア カッセル大学学生会長

4. オーストラリア : シドニー平和の少女像連帯の日本軍性奴隷制問題解決運動の経験と現在 

      チョン・ヨンミン シドニー平和の少女像連帯会員

3部 自由討論:日本軍性奴隷制問題解決運動、継承と連帯、そして方向性 

12月16日(金) 13:00~16:30 日韓同時通訳付 参加無料 参加希望者は専用フォームから申込

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

6 − 1 =