「労働組合の権利のための国際アルトゥール・スヴェンソン賞」23年の受賞候補者推薦を受付開始 ノルウェー

「労働組合の権利のための国際アルトゥール・スヴェンソン賞」

ノルウェー・オスロに本部をおく「労働組合の権利のための国際アルトゥール・スヴェンソン賞」実行委員会は、2023年の受賞候補者推薦の受付を開始しました。「アルトゥール・スヴェンソン賞」は、労働組合運動と組合の権利の促進・強化を目的として、世界各国で労働組合の権利向上・組織化促進のために活動している人物や団体に贈られます。ノルウェーのエネルギー産業の産別組合である「Industri Energi」が主催。アルトゥール・スヴェンソン(Arthur Svensson)はノルウェーの著名な労働組合活動家。

近年では、リベリアのジョージ・ポー・ウィリアムズ氏とリベリア全国保健労働組合(2022年、エボラ禍およびコロナ禍の中での保健労働者の権利保護活動により)、ベラルーシ民主労働組合をはじめとするベラルーシの独立労働運動(2021年、ルカシェンコ政権による非官製労働運動への弾圧に対する闘いにより)、チリのバーバラ・フィゲロア・サンドバル氏(2020年、チリで最初のナショナルセンター女性議長)などが受賞しています。

推薦権は国際労働総連合(ITUC)加盟組合、グローバル・ユニオンズ加盟組合などに認められており、受賞者には副賞としてIndustri Energiの国際連帯基金から50万ノルウェー・クローネが贈られます。

(画像は同賞ウェブサイトより)

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