【12/8(木)】生協総研公開研究会「フランスとデンマークの協同思想から学ぶフランスとデンマークの協同思想から学ぶ」【オンラインあり】

 (公財)生協総合研究所は、2022年度第6回公開研究会として、12月8日(木)に「フランスとデンマークの協同思想から学ぶフランスとデンマークの協同思想から学ぶ~シャルル・フーリエ生誕250年とN.F.S. グロンヴィ没後150年を記念して~」を開催します。オンラインとリアルのハイブリット形式で開催します。

 講演は、鈴木岳・生協総研研究員が「シャルル・フーリエとフーリエ主義者、そして協同組合」、白石正彦・東京農業大学名誉教授が「N.F.S. グロンヴィと国民高等学校、農業協同組合の展開」と題して行います。

 今年は、フランス人のシャルル・フーリエ(1772-1837)の生誕250年、デンマークのN.F.S. グロンヴィ(1783-1872)の没後150年にあたります。

 マルクスから「ユートピア主義者」と一括りにされた奇想家フーリエは、協同体や「魅力ある労働」、自由な性愛などを構想した思想家です。しかし、彼の思想は後継者たちが実践し、技術官僚にも一定の影響力を与え、「社会的連帯経済」の一源流にもなります。

 一方、青年に人間らしい生活を奮起させ、助長し、啓発することを目的としてデンマークで「国民高等学校」を実践したのがグロンヴィです。農村に深く根をおろしたこの学校は、いまも「協同組合の国」といわれるデンマークでの精神的な支柱となったのです。

 今回の本公開研究会では、記念すべき周年となった両人を取り上げつつ、関連する国々の協同組合運動について若干を紹介・解説いたします。今日の「協同」を考える上でも、豊かなヒントを含んでいるように思います。みなさまの参加をお待ちしております。

12月8日(木)14:00~16:30 主婦会館プラザエフ5回会議室 オンライン(ZOOM)は専用フォームから申込

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