ハーチ株式会社が運営するウェブマガジン「IDEAS FOR GOOD」は、1月18日(水)にウェビナー「ワクワクが未来を変える。気候危機にクリエイティブに立ち向かうアイデア最前線」を開催します。
いま、世界は気候危機に直面しています。このまま地球温暖化が進行すれば、世界はさらなる自然災害、生物多様性の喪失、食糧不足、紛争などにさらされ、多くの人々の生活がリスクにさらされることになります。「気候危機は何の危機なのか」と問われれば、環境、人間、生物多様性、西洋文明、資本主義、民主主義、文化など、あらゆる答えが返ってくることでしょう。この答えの多様さこそが、問題の複雑さを反映しています。気候危機をめぐる本当の難しさは、解決策に対する合意でもあり、合意に時間をかけている間にも、状況は刻一刻と進行していくのです。
この課題に対して大きな役割を果たすのが、一人一人のクリエイティビティ(創造性)だと信じています。創造的なアイデアは人々をワクワクさせ、前向きな気持ちと変化を生み出し、創造的な表現は人々に新たなものの見方を提供して生まれた分断をつなぎ直します。また、創造的なビジネスモデルや技術は直接的に問題解決に貢献します。
脱炭素のためのDXが叫ばれる昨今ですが、その裏ではデジタル業界がもたらす環境負荷や社会問題がより深刻化しています。デジタル業界のCO2排出量は世界全体の3.7%を占め、航空業界に匹敵すると言われています。また、デジタル業界がもたらすデジタル・デバイドなどの社会問題も気候危機に影響を与えています。社会をよりよい方向に変えていくためにどのようにデジタルを活用できるのでしょうか?その実践の一つが、サステナビリティを重視したWeb設計・運用を行う「サステナブルWebデザイン」です。
IDEAS FOR GOODでは、「デジタル・サステナビリティ」を重視し、クリエイティブな社会課題解決アイデアを発信するだけではなく、カーボン・ニュートラルによるWebサイト運営やユニークユーザーごとの寄付プログラムなど、様々な取り組みを進めてきました。本イベントを共催する株式会社メンバーズは、自社サイトのサステナブルWebデザイン化やクライアント企業のDX支援などを行う、脱炭素・サステナビリティ領域のデジタルマーケティングにおける先進企業です。
今回開催するイベントでは、Climate Creativeを立ち上げた経緯、実現したい未来に加え、世界中のクリエイティブなデジタル・サステナビリティ、コミュニケーションの実践、両社が実際に取り組んできた事例やその中で見えてきた課題などについて詳しくご紹介します。気候危機、デジタル、クリエイティビティといったテーマに興味がある方はぜひお気軽にご参加ください。
1月18日(水) 19:00~21:00 ZOOMによるオンライン 参加無料 申し込みはPeatixの特設ページより