「ロシアのウクライナへの軍事侵攻に抗議し中止を求めます」婦団連が声明

 婦人団体の連合組織である日本婦人団体連合会(婦団連、柴田真佐子会長)は25日、声明「ロシアのウクライナへの軍事侵攻に抗議し中止を求めます」を発表しました。以下全文を掲載します。

ロシアのウクライナへの軍事侵攻に抗議し中止を求めます

ウクライナをめぐる情勢がきわめて緊迫し、武力行使に反対する声が高まる中、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を開始しました。これは、ウクライナの主権を侵害し、市民のいのちとくらしを破壊し、国際的にも許されない行為であり、強く抗議するとともに直ちに中止することを求めます。ウクライナをめぐる問題は、ロシアをはじめ各国間の外交努力によってあくまで平和的に解決されなければなりません。

プーチン大統領が攻撃前の演説で、ロシアが核保有大国であると強調したことは、核兵器禁止条約が禁止した核兵器による威嚇であり、断じて許されません。ウクライナには多くの原発も存在し、武力行使が核による惨事を引き起こす可能性も懸念されます。

婦団連の加盟する国際民主婦人連盟・加盟団体からも、武力行使に反対し平和的外交的解決を求める声があがっています。ロシア・ウクライナなどのユーラシア各国の女性たちは「どの民族の人々も流血は望んでいない。平和的な解決を」と切実な声をあげています。

私たちは、平和を望む世界の人々と連帯し、この問題の、武力によらず平和的な解決を求めます。

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