イラン人民党(トゥデ党)、イラン人民の闘いに連帯する共同声明をアジアの諸政党によびかけ

このほどイランの共産主義政党であるイラン人民党(トゥデ党)は平和・進歩・正義のためのイラン国民の闘いに連帯する共同宣言をアジアの諸政党に呼びかけ、61カ国の政党が共同声明に参加しました。

イラン人員党はイラン革命以降非合法化されており、弾圧のためイラン国内にはほとんど組織を持ちません。

声明では、9月16日のマフサ・アミニさんの死に始まる「女性・命・自由」運動について、昨年10月の共産党・労働者党国際会議総会(日本共産党は不参加)で採択された行動綱領に沿って、「迫害と政治的権利の自由な行使の禁止に直面しているイランの共産主義者を含むイラン国民の正義の目的に連帯し、独裁政権、弾圧、民主的権利と自由に関する差別に立ち向かう」ことを表明しました。また、イランで続いている抗議行動については、同国の女性と若者を先頭に、イラン・イスラム共和国の抑圧的な国家政策を非難し、根本的な制度改革を求めているものであり、治安当局や司法当局が適正手続を欠く弾圧を行っていることを非難しました。

その上で、平和的な抗議・政治活動に対する死刑の適用、拷問・拘留を直ちに停止することを求めました。声明は結びに、帝国主義と諸反動政権によるイランの内政への干渉を強く拒否し、イランの政治的発展の方向性はイラン国民自身が決するものであることを強調しました。

共産党・労働者党国際会議に結集している60党と未結集の1党がこの声明に参加しました。この声明に日本共産党は参加していません。

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