香港民主派左派の區龍宇氏が主宰する「無国界社運」(国境なき社会運動)は、ウルムチ火災と鄭州フォックスコン工場争議に端を発する中国全土での抗議行動に関して、次のような声明を発表しました(参考訳)。
ウルムチの住宅ビルの火災は、野蛮の後始末にさらに10人の魂を加えた。第20回全国代表大会を終えたばかりの与党は、戦うのは得意だが、人民を相手に戦っていることが分かった! しかし、民衆はいまや阿斗(能無し)ではなく、(刈り取られる)ネギでもなく、尊厳と思想を持った人々なのだ。今日まで、ウルムチや鄭州のフォックスコンから、天津、広州、北京、成都、南京に至るまで、全国で大規模な抗議活動が行われている。スローガンを掲げ、突破口を開くたびに、彼らは自分たちの人間性を再確認している。抗議行動のスローガンと戦略について、私たちは次のような提案する。
当局に次のことを要求する。
1.全面的な封鎖解除と正常な生活の回復
2. PCR検査義務化の完全撤廃
3. 感染者の自宅隔離、重症者の入院、隔離・移送の義務化廃止
4. 輸入ワクチンの導入、任意選択
5. 彭載舟(北京で習近平批判の横断幕を掲げて逮捕された)をはじめとするすべての反対派の釈放
6、残忍な封鎖の犠牲者を国民的に追悼する。
7.責任ある役人による謝罪。
8.流行病との闘いにおける専門家と民主主義の復活。市民が言論、集会、結社、行進、デモの憲法上の自由を行使できることを保証する。
キャンペーンの戦略
一人が弾圧された、全体が行動を起こす
他の人がより暴力的なスローガンを唱えるのを止めることはできないにしても、ポジティブなスローガンを唱えるように最善を尽くす。
政権人事が変わっても、制度が変わらなければ民主主義は意味をなさない。
街路や広場を長期間占拠する予定はない。
抗議行動以外にも、地域や職場の人たちをまとめて助け合おう。