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高津正道(たかつせいどう/まさみち 1893~1974)
高津正道

現在の三原市出身。浄土真宗本願寺派の寺族として生まれ、21歳で住職。1918年上京して早稲田大学に入学、雄弁会やアナキスト団体「北風会」で活動。19年民人同盟会を結成し、その中で高瀬清、川合義虎らとともに暁民会を組織し社会主義運動に参加。20年の日本社会主義同盟結成に参加し放校、暁民共産主義者団事件で検挙。22年の日本共産党結成に参加。第一次共産党事件で検挙を逃れソ連に亡命。24年帰国し自主、出獄後は福本イズムに反対し党を離れた

地方無産政党で活動、その後労農派に参加。妹尾義郎らの新興仏青に協力。37年人民戦線事件で検挙。

戦後は日本社会党結成に参加し中央執行委員。衆議院議員(5期)、衆議院副議長、日本社会党顧問を歴任。

画像出典 津川勇『親鸞精神に生きた高津正道評伝』中外日報社1986年