立教大学ジェンダーフォーラムは1月21日(土)に、第88回ジェンダーセッション「フェミニズム/フェミニティと「成熟」:運動と理論をつなぐために」を開催します。講師は西村紗知氏と住本麻子氏。
フェミニズム関連書籍は今日多く流通するようになり、セクシュアルマイノリティに関する知見もより共有されるようになりました。またSNSによって手軽に情報や感情の共有をしやすくもなり、運動が拡がりやすくもなっています。その一方、個々人が声を上げたあとの展開、具体的な運動をどうやっていくかなどの方法論の定立や、バックラッシュが予想されるなかでどのように批判を折り込みさらに運動を展開させていくかなどの理論の更新など、さまざまな課題があるように思います。
本講演では、批評家・西村紗知氏とライター・住本麻子氏とが、江藤淳の「成熟」というキーワードを軸に、過去の運動の事例を引き合いに出しつつ、「運動」の問題点を分析し、これをどう「理論」へ移行させていくかを模索します。
1月21日(土)14:00~15:30 立教大学池袋キャンパス7号館7102 およびZOOMによるオンライン 申し込みは専用フォームより
https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/gender/news/2022/mknpps0000023eh7.html