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ITUC世界大会閉幕 「ウクライナ侵略反対」「イランの人々との連帯」「極右との闘い」を緊急決議 会長に郷野晶子氏(元UAゼンセン)

ITUC国際労働組合総連合

ITUC国際労働組合総連合

メルボルンで開催されていたITUC(国際労働組合総連合)第5回世界大会が22日に閉幕しました。大会では新執行部人事とともに、3つの緊急決議が採択されました。

一つはロシアのウクライナ侵略を非難し、平和・民主主義および権利を守ることを宣言するものです。この決議では、ウクライナ以外にもシリア、アフガニスタン、ミャンマー、ベラルーシなどで、人権や労働組合の権利が侵害されている実態が語られています。二つ目は、イランで行われている人権侵害、女性やマイノリティーへの暴力を非難し、社会正義を求め闘う人々との連帯が掲げられています。三つめが「極右との闘争」で、世界中で民主主義と人権の今回を揺るがしつつある極右、ネオファシズム、全体主義と闘い、国際的・地域的・国内的な労働運動の支援にコミットすることが宣言されています。

ITUC(国際労働組合総連合)には日本からは「連合」が加盟しています。同大会で決定されたITCUの新人事には、「連合」参与でILO労働者側理事の郷野晶子氏(UAゼンセン国際局長・副会長などを歴任)が会長に選出されています。

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